1970年代の「スタグフレーション」

 不況 (stagnation) とインフレーション(inflation)からスタグフレージョン (stagflation) という合成語が使われだしたのは、1973年の第1次石油ショック後であった。79年には第2次石油ショックも起こり、大幅な物価上昇と景気後退が見られた。スタグフレーションがその時代の新語として登場したのは、それまではインフレといえば好景気の時に起こるものとの認識があったからだが、スダタフレーションを理論的に説明できないわけではない。
 そもそもインフレには2種類ある。
 好景気の時に起こるインフレは、総需要の増加が物価高を引き起こす 「テマンド・プル型」である。もう一つは、原材料高や賃金高によって生じる生産費の増加を、生産者が価格に転嫁することから起こる「コスト・プッシュ型」であり、この場合には価格上昇による需要減の分だけマクロの総生産が縮小する。70年代の2度の石油ショックは、まさに「コスト・プッシュ型」のインフレによる景気後退であった。
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29
Sep 2013
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